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新型コロナウィルス接触確認アプリ「COCOA」から陽性者との接触の可能性で通知がきた話

公開日: : 最終更新日:2020/09/16 COVID-19, 心と体, 日記・コラム・つぶやき

前日の金曜は深夜3時近くまでNETFLIXの「コブラ会」を見ていた。ミドルエイジクライシスを迎えたアラフィフのおっさんなら涙無くして観られない熱いドラマシリーズだ。みんなに観て欲しいが、ただ今回はその話ではない。

翌日、朝起きてスマホを見ると「COCOA」から通知が来ていた(驚いて通知をスクショするのを忘れた。ブロガー失格。それとiOSは一度消した通知を再表示したり履歴を確認できないというのも今回初めて知った)。

ここからのもろもろの確認の仕方が猛烈にわかりづらいので僕自身やったことをまとめてみたのがこのエントリの主旨になる。面倒臭い話だが、検査を受けたあとは割といい話もあったので、長い話に付き合ってもらえると嬉しい。ちなみにこの情報は通知が来た2020/9/12からエントリを公開した2020/9/16までの情報なので、日にちが経っているようなら最新版を探して欲しい。

陽性者接触情報の確認方法(iOSのみ)

まずはアプリ立ち上げ。COCOAは6/28にインストールしたらしい(リリース直後に入れたつもりだけどそうでもなかったよう)。陽性者との接触の可能性で通知が来たのは初めてだ。

語り尽くされている通り、アプリ上では「接触なし」と表示された。実際に当事者となると「なんやねん」という気になる。

iOSの設定ページ(iOS13.6までは「設定」 → 「プライバシー」 → 「ヘルスケア」でログが見られたが、iOS13.7からは「設定」 → 「接触通知」で確認できるようになっている)を開いてみるものの、このタイムスタンプを一つ一つ確認していく気にはなれず…

COCOAログ

一旦ファイルに落としてPCで検索。すぐ3件目にみつかった。この MatchCountの数値(iOSの「設定」上は「一致したキーの数」)が1以上だと陽性者との接触の可能性、ということで通知がくるらしい。

COCOAログ

ログのタイムスタンプは9/12のAM1:56:41とある。このログは陽性者との接触時間ではなくログを吐き出した日時らしい。なのでタイムスタンプはあまり意味がない。8/28から9/11の2週間の間に、僕が1m以内15分以上接触した中でだれか陽性者が出た、ということなんだそうだ。超わかりづらい。

それとこのタイムスタンプの日時は、僕は家で「コブラ会」を見ていたときだ。少なくともこのあと1時間程度は見続けていたが、その間にCOCOAからの通知は無かった。まあ深夜に通知を受け取っても困るだけではあるが、iOSの「おやすみモード」もオフにしているのに通知がすぐに来ないのはなんだろう。何かしらサービス設計上の仕様なのか、システム的な都合だろうか。

保健所への連絡

さて土曜の朝だけど、とりあえず所轄の保健所に電話をした。全然繋がらない、ということはまったくなかった。受付時の応対は概ね以下の感じ。

僕「COCOAで通知が来たので連絡しました」
保健所「陽性者とわかる人との濃厚接触は最近ありましたか?」
僕「ありません」
保健所「今、熱があるとか、食べ物の味がしないなどの新型コロナが疑われるような症状がありますか?」
僕「ありません」
保健所「そうであれば、隔離などの行動制限はありません。PCR検査は希望されますか?」
僕「そうですね、仕事にも影響あるので希望します」
保健所「承知しました。月曜の午前中に担当から連絡します」
僕「ありがとうございます」
保健所「もしそれまでに体調に変化があればこの窓口まで連絡ください」
僕「了解です」
保健所
「なお検査料は補助が出て無料ですが、初診料などは実費かかるので承知おきください」
僕「えっ、全額補助がでるんじゃないんですか?」
保健所「2〜3万と言われる検査費用は補助がでるんですが、それ以外の部分は実費かかるんです。3000円くらいでしょうか」
僕「そうですか、わかりました。では連絡お待ちしてます」

実費部分は今までの新型コロナ関係のニュースでも聞いたことなかったのでちょっと驚いたが、保健所の人の説明はわかりやすく声も穏やかでスムーズなやりとりだった。逆に「電話が繋がらない」とか「対応が横柄」などとニュースなどで聞いていたのと全然違う。「もし急ぎなら土曜日中にも検査できなくもないですが」とまで言われたが、今のところまったくの無症状なのでそこまではいいかなと思い月曜でOKにした。

職場への連絡と家のこと

並行して会社には通知がきたことを連絡、当面自宅待機ということになった。もろもろ業務上の調整は出てくるが、まあここ半年ずっと在宅勤務なので大きな影響はないと思われる。

どっちかというと大変なのは住んでいる家の方。家族とは別な部屋で過ごす、マスクを常にする、食事は対面でしない、よく触るノブや引き戸などは除菌、などなどを実施。子どもが「パパ〜」と近寄ってくるのを「あんまり近寄らないで」というのは忍びないが、とりあえずPCR検査の結果がでるまでは止むを得ない。夜寝る場所も一旦僕だけ分けた。

通知が来た初日のことはここまで。


ちなみに子どもを保育園に連れていく関係で、コロナ拡大後は体温を毎日測っていて僕はこの半年高熱は出ていない。味覚障害や倦怠感、せきや息苦しさとかの症状もない。

3月以降ほぼ在宅勤務で会議はオンラインがほとんどとはいえ、仕事の都合で人にも会うし電車にも乗る。渋谷などの人の多い地域にも行く。食料品や生活用品の買い物にも行かないといけない。なので「通知を受けるようなことはない」とは思わない。「まあいつかくるだろう」くらい。ただ飲み会やカラオケ、スポーツジム、温浴施設なんかのクラスターが発生しそうな施設はもちろん、好きな映画もこの半年はまったく行っていない。まあわりと感染防止には気をつけて暮らしている方だと思っている。

iOS 13.7からログの持ち方が変わったよう(9/13追記)

あと、iOS13,7から(COCOAのバージョンは変わってないのでおそらく)、接触ログのデータの持ち方が変わったよう。以前はハッシュ値ごとだったが、iOS13.7以降はタイムスタンプごとにまとめられたっぽい。タイムスタンプの意味はもとからあんまりなかったし、一覧も短くなって「一致したキーの数」も調べやすく、ファイルでダウンロードしてPCで見る、みたいなこともしなくて済むようになった。

iOS13.6と13.7でのログ表示比較


さて日曜は「コブラ会 シーズン2」を観て過ごした。寝室を分け、畳部屋に布団を敷いて寝ているが慣れなくて寝不足気味以外、体調に変化はない。

  保健所からの連絡

14日月曜、結局保健所から検査についての連絡が来たのは午前もギリギリの11時45分(10時30分に一度僕から電話した)。ちなみに「クルマで行った方がいいんですよね?」と言ったら「いや、マスクしていれば別に電車でもいいですよ」と割と緩い指示だった。まあでも心配なのでクルマで移動。

13時に指定病院の発熱外来へ。

 PCR検査

病院の入り口でまず保健所からの指示で来たことを告げ検温と受付。そのあと敷地内にある発熱外来の施設(駐車場の一部に建てられたプレハブ)でコロナ検査受付。その際に以下の問診票に記入。

15分ほどで呼び出され、口腔咽喉の目視検査(という言い方でいいのかはわからないけど)と簡単な問診。その後さらに別なテントに移動してPCR検査。検査方法は鼻の奥に綿棒を突っ込むタイプのやつで、「綿棒ってこんなに奥まで入るものなのか」と感心するくらい奥までグリグリされた。思わずむせそうになったが、この場でゲホゲホ咳込まれると嫌だろうと必死に耐える。

病院到着から、検査して、事務の人から今後の手続きの説明をうけるまででだいたい1時間くらい。わりとあっさりしている。この1時間の間で僕の前に3人、後から4人、PCR検査っぽい人たちが来ていた(それが多いのか少ないのかはちょっとわからない)。

検査後に受け取った書類は以下。結果が陽性になった場合のしおり、と検査結果の連絡について、保健所からの問い合わせ用のシート、という感じ。

なおPCR検査費用は補助が出て無料だが、病院の初診料ということで1900円くらいかかった。


 結果連絡

検査翌日には結果が出ず(病院と保健所に連絡した。忙しい中何度も確認の電話してすみません)、その翌日16日の正午に病院から連絡があった。結果は「陰性」。よかった。

が、残った問題が一つ。「COCOA」アプリでは”陽性者と接触した日時”がわからないので(プライバシーへの配慮ということらしい)、いったいいつまで自宅隔離をしておけばいいのか、というのがわからないところ。陽性でも陰性でも「2週間」ということだけど、リスクを最大限考慮すると通知があった前日の9/11から2週間ということになる。そのことを検査結果を連絡してきた病院に伝えると、「そこは保健所の指示に従ってください」とのこと。

ということで再度保健所に連絡(ほんと何度もすみません)。曰く「アプリ通知からの「念のため」という検査で、濃厚接触したということが無く、現状熱があるなのど症状もないなら通常の生活に戻ってもらって大丈夫です」とのこと。自宅隔離の必要はないのだそう。良かった!ただ「今後も感染対策はしっかり取って、体調にも気を配り何か変化があったら自主隔離するなど対策をしてくださいね」とのこと。

ということで16日(水)の昼から通常生活に戻りました。


 最後に

ドタバタでモヤモヤする4日間だったが、感想というかまとめというか。

  1. 接触確認アプリ「COCOA」の出来が悪い
    ボランタリーに作られたアプリということらしいし、限られたリソースやスケジュール、配慮されなければならないプライバシーなど制限が多いのは重々承知ではあるが、やはりアプリとしてのクオリティが低い。なにより通知があり、ログにも接触記録があるのにアプリ上では「接触が確認できませんでした」と出るのは致命的だし、それが数ヶ月改善されないままなのは問題だろう。
    「通知をタップしてもアプリ上では”接触なし”と表示される」、「一度通知をタップすると2度と通知の内容は確認できない(iOSの場合)
    」「ログの確認の仕方がわかりづらく、方法も社会で共有もされていない(そもそもそうしなくていいためのアプリなんだけど)」のでITリテラシがそれほど高くない人は通知に困惑するだけだし、「COCOAにはバグが多い」というざっくりしたニュースを見聞きしてる人も多いので、通知をただのバグとしてスルーしてしまってるケースも少なくないんじゃないかと思う。要は本来のアプリの目的が正常に機能してないケースが多そう。
  2. 結果が陰性なら全員が全員「それでも2週間自宅隔離」というわけじゃないのが救い
    PCR検査の正確さは70%程度なので、たとえ結果が陰性であっても「とりあえず2週間は自宅隔離」なのかと思っていた。が、それは「誰かと濃厚接触したことがある」や「熱がある・味を感じないなどの新型コロナの特徴的な症状がある」場合で、「COCOAの通知があったので濃厚接触も症状も無いけど念のため検査を受けた」というのであれば、陰性ならすぐに通常生活に戻っていい、という話が聞けて良かった。今後も社会で暮らしていくならたびたびCOCOA通知は来るだろうけど、毎回それで2週間隔離されてたら生活ができない。面倒でCOCOAを削除したり、通知をスルーする人もいるだろう。そうしなくてもいい、というのがわかっただけでも今回検査を受けて良かった。新型コロナはワクチンができるにしろ収束するにしろあと2年くらいはかかるという話もあるので、対策はしつつ、通知 → 検査 → 復帰をなんども繰り返していくことになるんだろうな。

 おまけ

このエントリを書いてる途中でこういう記事が公開された

接触通知アプリ「COCOA」のiOS版ログから具体的な接触日を特定できる非公式サイトが登場【やじうまWatch】 – INTERNET Watch

試しに僕のMatchCount=1となったハッシュ値を入れてみたら結果が出た。

8月30日の9時から24時間以内のどこか、ということらしい。この情報の信頼性がちょっとわからないけど、正しいならスーパーに買い物に行ったどこかで、とかだろうか、ちょっと思い当たらないが…ともあれiOSユーザーで陽性者との接触日時をはっきりさせたい人には良いツールなのかもしれない。気になる人は試して欲しい。

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