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映画『ゼロ・グラヴィティ』のラストシーンが気になっている

公開日: : 最終更新日:2014/09/13 映画・テレビ

昨年末の話しになるけど、久しぶりに劇場で映画を観た。ネット上でも話題になっていた『ゼロ・グラヴィティ』というSF作品だ。

zerogravity
(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

映画は噂通りの素晴らしいな作品だった。スペースオペラ的な派手さはないけど、濃密な映像表現と繊細な人物描写はたしかに「映画館で観てこその作品」だと思った。そして『2001年宇宙の旅』でもそうだったけど、宇宙空間での息苦しさ(的な表現)はほんと苦手だなというのは個人的に再認識した。

が、気になったのはそこじゃなくて映画のラストシーンだ。

(以下、完全ネタばれです。)

映画そのものは、宇宙区間に投げ出された主人公がいろいろあったけど最後は地球に帰還する、という至ってシンプルな内容だ。途中さまざまな障害に見舞われながらも無事に地球の大地に降り立つ。それだけでも充分だったと思う。

しかし、最後のシーンで主人公のサンドラ・ブロックは今一度生命の進化の過程をやり直している。脱出ポッドという卵形の状態から水に泳ぐ魚類として外に出て、カエル(両生類)の登場を挟んだあと4つ足で陸に上がり、やがて立ち上がって、最後には2足歩行で地上の奥へと進んで行く。あのシーンが意図するところはなんなのだろう。それがずっと気になっている。

映画の中盤で、ISSに無事到着したサンドラ・ブロックが胎児のメタファーを表すシーンがある。過酷な逆境に打ち勝ち、ひと時の平安を得る、あそこで人として「生まれ変わった」のだとしたら、そこからさらに何に進化したのだろうか。

それとも『ドグラ・マグラ』の「胎児の夢」のように、人は産まれて来る間に進化の過程をなぞってくる、というのだろうか。だとしたらISSから中国のシャトルにたどり着くまでずっと胎児だったんだろうか。それは無いような気がする。

ネット上にあるアルフォンソ・キュアロンのインタビューを探してみてもそのあたりがスッキリする話しが見つからない。映画のパンフレットや雑誌なんかには載ってたりするのだろうか。誰か知ってる人がいれば教えて欲しい。

というかオチのないエントリですいません…

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Comment

  1. ぴーやくん より:

    ソユーズ2に篭っている時は胎児のメタファーではなく、精神的な殻に篭っていることを暗示していると考えてます。
    殻に篭っていれば傷つくことはないが、それに生きる意味はあるのか?とマットは言うのです。
    そして心を入れ替えたライアンが努力をして地球にたどり着くのです。
    そこで見られる進化の過程は赤ちゃんがお腹の中で進化の過程をなぞるのを意味していて 心を入れ替え、努力することで生まれ変わったことを意味していると考えます。

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