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バイオレンス小学生 『キック・アス』

公開日: : 最終更新日:2014/09/20 映画・テレビ

昨年末公開から何かと話題の『キック・アス』見てきました。久しぶりの劇場鑑賞。

Kickass
(C)KA Films LP. All Rights Reserved.

『ダークナイト』しかり『ウォッチメン』しかり、コミック経由のヒーローものは最近はこういう路線なんですね。僕自身はこういう展開は大好きなのだけど、これだけ閉塞感ある内容が結構受け入れられているというのは、それだけ社会も相応に閉塞していて、観客はそこに通じるものを感じるからなんだろうか。映画がヒットしてくれるのは良いことだけど、能天気に見てられた今までの勧善懲悪&ハッピーエンドのハリウッド映画が、楽しめなくなってきてる社会ってのも良いような悪いようなという感じですね。

まあとは言え、映画久々に面白かったですよ。予想していた内容と全然違ったんだけど、映画中盤からバイオレンスさもグッと増して、ポップな音楽に合わせてヒットガールが登場してから一気にヒートアップ。完全に主役を喰ったクロエ・グレース・モレッツの演技は本当にいい味を出してる。口の端を歪ませて喋る様や制服の似合わなさ加減は最高にかっこいい。

最近ミニシアターがいくつか閉館になり、先日こんなひどいdisりニュースも流れてましたが、こういったクセのある映画がヒットするのはまだちょっと救いだな、と思いましたよ。

ミニシアター閉館相次ぐ、若者の足遠のく?

平成22年の映画興行収入が過去最高の見通しとなる一方、「スモーク」(1995年)などの佳品を紹介してきた恵比寿
ガーデンシネマ(東京都渋谷区)が来年1月で休館するなど、ミニシアターの閉館が相次いでいる。背景には、シネマコンプレックス(複合映画館)の台頭に加え、「映画を芸術として見たり考えることが苦手で、『泣ける』『笑える』といった単純で強い言葉しか届かない」(映画関係者)という現代の若者の傾向があるようだ。

「今の若者はイベントとして映画を楽しむのは好きだが、静かに映画を見るのは苦手。窓口で学生証を見ることが本当に少ない」

ミニシアターが数多く集まる東京・渋谷の老舗、ユーロスペースの北條誠人支配人は嘆く。(後略)

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