*

『借りぐらしのアリエッティ』

公開日: : 映画・テレビ

まあ「やっと」という感じで見てきました。『借りぐらしのアリエッティ』。

Ariethi
(C)2010GNDHDDTW

宮崎駿の後継を育てたいジブリと、”ジブリ作品”として映画をヒットさせなければいけない新監督のプレッシャー、新監督にいろいろ口を出したいけど口を出せない宮崎駿。先日見たNHKのドキュメンタリーではそんな製作現場を映し出していましたが、なんかそういったいろんな思いや関係性が垣間見える映画だったように思います。無難な出来だけど、どこかちょっと遠慮があるような、突き抜けきれない、正直あまり印象が残らない感じでした。

一番気になったのはキャラが弱いなぁというところ。翔の表情が薄いのは病気のせいだとしてもアリエッティが際立ってるかというとそうでもない。主人公の2トップがそんな感じなので、別な意味で際立ってしまったのが「ハル」さんのキモさ。あれ、なんなんだろうと思うくらい。

ただ最近の宮崎駿映画はストーリーが超越し過ぎてしまってると思うので、親子とかで見るにはこれくらいすっきりしててもいいかな、とは思う。展開が平坦で面白くない、と思う人もいるかもしれないけど。長さも夏映画ならこれくらいでしょ。

映像の表現力はさすがジブリと言ったところ。出てくる小道具たちも印象的でしたよ。人間たちから借りたピンや糸車を活用して生活している小人たちにはちょっとクスリとさせられました。

まあ総じて言うと「初監督なら充分でしょ」と言ったところかな。プレッシャーは大きいし、宮崎駿の壁も高いと思うけど、次回作を期待したいと思ってます、はい。

ジ・アート・オブ 借りぐらしのアリエッティ(ジ・アート)
徳間書店 (2010-07-24)
売り上げランキング: 7680
おすすめ度の平均: 5.0

5 圧巻のボリューム

ad

関連記事

no image

『童貞。をプロデュース』

ロードショー直前に「日本の40代男性の1割は童貞」なんていう余計で下世話なニュースも流れちょ

記事を読む

no image

『 ハプニング 』

 見た映画、読んだ本をblogに書いてますが、気をつけていることは無闇に悪い点ばかり書き連ねないよう

記事を読む

no image

2009年今年のベスト映画

まだ今年も2週間残ってるのだけど、今年のベスト映画を選ぼうと思う。が、今年は不作というか僕の琴線に触

記事を読む

no image

パンズ・ラビリンス

少女が自ら作り出した空想の世界を旅する、みたいな話しはまあ昔からいろいろあって、『不思議な国のアリ

記事を読む

no image

『 スカイ・クロラ 』

 ネットでの評価ばバラバラな本作。たけくまさんは「期待値を下げて行ったのが功を奏したのか、わりと面白

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ad

  • プロフィール写真
    2003年にブームに乗ってblogを開始、するものの生来の飽きっぽさゆえに、blogを立ち上げては消し、立ち上げては消しを繰り返し、2007年から…。→続きを読む
    follow us in feedly
PAGE TOP ↑