*

返金して欲しい 『 イングロリアス・バスターズ 』

公開日: : 映画・テレビ

 まず、映画自体はつまらなくはなかった。ただ「面白かった」とは言えない。言えない理由が映画の内容とは少し違うところにあるからで、それがとても残念に思えるし、残念がゆえに返金して欲しい、と思っている。

 もちろん、僕にも非はあると思う。タランティーノ映画は散々見て来たから今回も同じようなものである可能性は高いわけで変に甘い読みをしなければよかったのだろうし、あらかじめ口コミでもチェックすれば防げたことだと思う。でもあの予告編を見る限り「あ、今回は万人受けする映画作ったんだ」と思うし、たとえ宣伝文句だとはいえ返金キャンペーンなんて「誰が見ても面白い」作品だからやるのだと思うじゃないですか。

 が、実際は見る人を凄く選ぶ、たしかに今までと同じくタランティーノ映画を楽しんで見て来た人には充分満足いく内容だけど、そうじゃない人はドン引きな映画です。この手の映画、見慣れてない人に映画開始10分で人の頭の皮を剥ぐシーン見せて、生きた人の額にナイフでハーケンクロイツを刻むシーン見せて、野球バットで人を殴り殺すシーン見せて、「面白さ絶対保証!」とか、無理でしょ、それ。

 冗談抜きで、一緒に見に行った彼女、残酷過ぎて泣きましたよ。本当に勘弁してください。

 内容はともかく、その宣伝方法、本当に辞めて欲しい。確かに沢山の人に見て貰って儲けたいのはわかる。ビジネスだろうし。だけど明らかに見る人を選ぶ内容なのだから、その旨ちゃんと折り込んで宣伝してくれ。残酷なシーンがあるならちゃんとそう伝えてくれ。そういうのが苦手な人もいるのだよ。今時ゲームだって「残酷なシーンがあります」というの入るけど、映画業界はそう言うの無いの?宣伝会社には心底死んで欲しい。もしくは全額返金して欲しい。もしくは宣伝会社には死んで貰った上で全額返金して欲しい。

 なんか内容のレビュー書くの面倒臭くなってきた。

 まあいつもどおりのタランティーノ映画ですかね。「傑作」と言う人もいるようですが、僕はどっちかというと『デス・プルーフ』の方が好きだし、『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』『キルビル』見た時のインパクトは今回感じなかったなあ。だからオススメも特にしません。

 次回タランティーノは黙って一人で見に行くよ。週末の『THIS IS IT』で口直し。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1枚組通常盤)
マイケル・ジャクソン ジャクソンズ
SMJ (2009-10-28)
売り上げランキング: 21
おすすめ度の平均: 4.5

4 ベスト盤ですね。
4 唯一無二の存在。
5 このジャケット好き☆

ad

関連記事

no image

映画『スケッチ・オブ・ミャーク』を見てきて思うこと

民俗学的な知識とかは諸星大二郎経由のものしか持っていないけど、神事・祭事以外にも民謡に関して個人的に

記事を読む

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のマサラ上映会に行ってきました。

映画が好きでよく見に行くのだけど、常々劇場のマナーとか「いちいち小煩せーなー」と思っていた。たしかに

記事を読む

娘が映画館デビューをした。

僕が映画好きを自称しているのも親の影響が大きい。子どもの頃「東映まんが祭り」を観に行きたいとお願いし

記事を読む

no image

『 プライドと偏見 』〜ありえない誤訳

『 高慢と偏見 』も読み終えたところで、前からちょっと気になっていた『 プライドと偏見 』を借り

記事を読む

no image

『 ノーカントリー 』

コーエン兄弟の久々の作品、というのもあって早速見てきましたよ、『 ノーカントリー 』。 見終わ

記事を読む

ad

Comment

  1. ミスター より:

    昨日見てきた
    ↑まったく同感!
    予告編見て期待しすぎたのかも
    興行成績良いらしいけどブラピ効果なのかな(^o^)
    ちなみに持っているDVDは
    「パルプ・フィクション」
    「フロムダスク・ティル・ドーン」
    「キルビルNo1」
    です

  2. kaizuka より:

    日本はブラピ効果でしょうねぇ…
    DVD持ってますねぇ。
    タランティーノ好きだけどDVDでは持ってないなぁ。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ad

  • プロフィール写真
    2003年にブームに乗ってblogを開始、するものの生来の飽きっぽさゆえに、blogを立ち上げては消し、立ち上げては消しを繰り返し、2007年から…。→続きを読む
    follow us in feedly
PAGE TOP ↑