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『 潜水服は蝶の夢を見る 』

公開日: : 映画・テレビ

 久しぶりのフランス映画。雑誌『ELLE』の編集長だったジャン=ドミニク・ボビーの身の上に起こった実話をベースとした、その彼の唯一の外部とのコミュニケーション方法である”まばたき”で書き上げた著書と同名の映画『 潜水服は蝶の夢を見る 』、見ましたよ。

 結局映画がどう、とか主人公がどう、とかいうのじゃなくて、もし主人公に起きたようなことが例えば自身の身の上に起きたとき、レアケースなんだろうけどロックド・イン・シンドロームのようにせめて意識・記憶だけはしっかりしていた方がいいのか、それとも身体的機能とともにそれすら混濁してハッキリしてない方がいいのか、突然すべてが失われ愛する人たち、愛すべきものたちが分からなくなるのと、しっかり認識できるけどでも自らは何もすることができないのと、主人公はそれでも「瞬き」でコミュニケーションをはかる術を獲得するけど、それですら全てを伝えることはできないし、もし自分だったらどうして、どうやってくんだろうなぁ、ということをずっと考えながら見てました。まあ映画も特に何かを掘り下げたりひねったりもせず淡々と情況を描く内容だったしね。

 同名ではあるけど映画はその彼に起きた事を中心に描いていて、で、結局彼が瞬きで紡いだ言葉の数々はどんな内容だったのか、はわからなかったんで、近々本読んでみたいと思います。

潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る

posted with amazlet at 08.09.06
ジャン=ドミニック ボービー
講談社
売り上げランキング: 2002
おすすめ度の平均: 4.5

4 静かで個人的な内容なのだが、何故かあおられる。やる気になる不思議な本だった。
5 もし心だけになってしまったら…
5 魂が刻むひとつひとつの言葉の重さに絶句。生きるとは何なのか?
2 センチすぎて感情移入出来ない・・
5 胸が痛くなります


 

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