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『コインロッカー・ベイビーズ』

公開日: : 書籍・雑誌

 『希望の国のエクソダス』に引き込まれ、そのエントリーについたコメントから読むことにした『コインロッカー・ベイビーズ』、読了しました。

 とにかく読み進めるのが苦痛で時間が異常にかかりました。なんだかんだ言ってもう30年近く前に書かれた小説だからなのか「読む時代を間違えたかな」というのが感想です。もちろん時代を超えて共感できるものもあるのでしょうが、この作品に関しては何も無くて、暴力と猥雑さと、ベタな登場人物のキャラさと、なんかもう上巻途中からお腹いっぱい。

 なんかこういうの、随分前に『トレインスポッティング』を見た時も同じような気分になった。もっと早くに、若い時に、そういう時代に見ておけばもっと違ったのかもしれないな、と思う。逆に思えば1980年はいろんな意味でスゴイ時代だったんだね。

コインロッカー・ベイビーズ (上) (講談社文庫)
村上 龍
講談社
売り上げランキング: 14825
おすすめ度の平均: 4.5

5 理屈抜きの破壊衝動のみを叩き付けた作品
5 鮮烈なストーリーはあの「AKIRA」に・・
5 個人的に村上龍小説の中ではベスト3に入る小説
4 廃頽した東京の甘くて苦い空気と大気。
5 村上龍・コインロッカー

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