*

今年の「読んだ本」

公開日: : 最終更新日:2014/09/16 書籍・雑誌

1年の総括、読んだ本篇。ただし順位がつけられないので羅列する感じで。

『 カラマーゾフの兄弟 』
光文社の新訳シリーズによるカラマーゾフの兄弟。正直辛い所も多々あったのだけど、今だから(この年齢だから)こそ読んで良かった、と思う。この機会がなければ恐らく手にも取らなかっただろうから。もちろん作品に含まれている宗教的な一面や、暗喩などは理解できているとは思ってないのだけど、それはもうちょっと時間を置いて読み直す機会に任せたいと思います。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー
光文社
売り上げランキング: 15,096

『 1000の小説とバックベアード 』
総じて青春小説が好きなのだけど、今年中盤いろいろ思い悩んでいた時に良い意味で気持ちの切り替えをするきっかけになった本。ほぼ同時期に読んだ『 灰色のダイエットコカコーラ 』と合わせてどうぞ。処女作の『 フリッカー式 』でちょっとめげた意向は手に取ってないな、そういえば。

1000の小説とバックベアード
佐藤 友哉
新潮社
売り上げランキング: 184,052

『 スカイ・クロラ 』シリーズ
押井守による映画というのも興味があって文庫を手に取ってみたのが最初。読んで良く意味がわからなかったのだけど、読み進めるうちにどんどんハマっていってしまった。用語がわからないと美しいドッグファイトのシーンが楽しめないと思って、この為に飛行機のこととかいろいろ調べるようになってしまいました。

スカイ・クロラ (中公文庫)
森 博嗣
中央公論新社
売り上げランキング: 60,717

『 千年の祈り 』
yomyom vol.4の中のエッセイの中で島本理生さんが紹介していたのをきっかけに手に取りました。僕の書評はこちら
余談ですが、この本の一章に「ミス・カサブランカ」というあだ名をもつ登場人物が出てくるのですが、このあだ名はあの映画『 カサブランカ 』から名付けられていて、この本の次に読んだ村上春樹の『 国境の南、太陽の西 』でも本の終わり際にもこの映画の名前が出てきて、その偶然が気になって、つい先日レンタルで借りて映画を見るきっかけにもなりました。

千年の祈り (新潮クレスト・ブックス)
イーユン リー
新潮社
売り上げランキング: 56,103

『 充たされざる者 』
書評はこちら。カズオ・イシグロはどれも好きなのだけど、これはまた相当な異色。それなりに事前情報を持って読み始めないと結構キツい一面もあるかも。

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ
早川書房
売り上げランキング: 173,210

『 ニシノユキヒコの恋と冒険 』
もともと川上弘美は数作読んでいて好きな作家の一人なのだけど、この本を読んだ以降にまた関心が増して、またいろいろと読み進めるきっかけ
になりました。

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)
川上 弘美
新潮社
売り上げランキング: 68,270

『 恋愛の解体と北区の滅亡 』
今年最大の収穫、前田司郎。先の見えない不透明な状態にもはや不安に感じることすら面倒になってしまったり、絶望するにもそこにまったく緊張感が保てない、そんなどうしようもなくダメな人たちがシニカルに冷ややかに淡々と書かれていて、その独特なペースが面白い。『 グレート生活アドベンチャー 』、『 愛でもない青春でもない旅立たない 』と合わせてどうぞ。

恋愛の解体と北区の滅亡
前田 司郎
講談社
売り上げランキング: 401,130

ad

関連記事

no image

NIKITAが休刊

全然透けて欲しくないのに 「モテるオヤジはちょい透けシャツ」 とかのキャッチフレーズで世の枯れ始めた

記事を読む

no image

『 田紳有楽・空気頭 』

 藤枝静男の『 田紳有楽・空気頭 』、読了しました。先の『 桃 』と同じく川上弘美のエッセイ集『 ゆ

記事を読む

no image

yomyom

サッカー経験が無いままフットサルばかり10年やってきて思うのは、なんかどんなに頑張っても子供の頃にサ

記事を読む

no image

ダウン・ツ・ヘヴン

3作目。ストーリー的には『ナ・バ・テア』の続き。2日で読了しちゃったのが良いのか悪いのか・・・

記事を読む

no image

シーナ・アイエンガー著『選択の科学』

読了後、なんとなく考えていたことを雑然と並べてみる。居酒屋のおっさんトークに近いので、書評とかレビュ

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ad

  • プロフィール写真
    2003年にブームに乗ってblogを開始、するものの生来の飽きっぽさゆえに、blogを立ち上げては消し、立ち上げては消しを繰り返し、2007年から…。→続きを読む
    follow us in feedly
PAGE TOP ↑