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センセイの鞄

公開日: : 最終更新日:2014/09/16 恋愛, 日記・コラム・つぶやき, 書籍・雑誌

流行に乗り遅れ易いたちで、今さっき読了しました。

淡々とはしてますが柔らかく暖かいトーンで年離れたセンセイとの恋が描かれていて、最後の方のちょっと生っぽい行は僕としては無くてもいいと思うんだけど、でもキチンと単に奇麗なお話だけな恋じゃないものとするなら必要、と言われると、そうかもな、とは思う、まあ川上弘美らしい作品。評価されるのは充分わかる。

解説を読む辺りこの本に熱狂した世のオジサマたちは、老齢に達したときに自分もこのセンセイのように年若い女性と淡い恋ができるのでは、とそれこそ淡い期待を寄せたりしたみたいだけど、そういう脂っこいことを考えてる以上は永遠にできないだろうな、とは思う(笑)。僕はどちらかというと作中の歳が同じこともあってツキコの方にシンパシーを感じる。早く枯れたいとも思ってるんで、こういうちょっと枯れた恋愛も憧れではあったりする。

ニシノユキヒコの恋と冒険 』と比べるとちょっとアレですが、まあそれは主人公が同性か異性かという違いによるものからかもしれず、まあ読んでそんは無い内容だと思うので、まだの方はどうぞ。

センセイの鞄 (文春文庫)
川上 弘美
文藝春秋
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